大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003 見学日記

2003年8月15日(金曜日) 注:作品タイトルの前の数字は、公式ガイドブック記載の通し番号です。

■六日町駅前

突然ですが、六日町の駅前です。
早朝、上野駅を出てトリエンナーレの拠点?十日町へ向かう途中、乗り換えで時間があったのでぶらぶらしてました。
なんですか、町の催し物やってました。

あひるさんです。があがあ。人気者。


やぎさんです。
ふん、おれなんていいんだ。どうせ、あひるのほうがかわいいさ。



ろば?けっこう大きいから馬でしょうかね?これも人気者でした。

六日町・十日町は朝の連ドラ「こころ」の舞台になってるんですか?
ポスターがたくさん貼ってあった。



■十日町

でもって、ほくほく線十日町駅着。
駅のインフォメーションで今晩の宿の予約。東京でも買えたのにうかうかしていて買えなかったガイドブックもようやく購入。なかなかよくまとまってます。800円。コンパクトで安くてよい。そのほか、トリエンナーレの地図や資料をひっかき集めてなんの計画性もないまま、とりあえず町へ出る。



そうするとさっそくなにやら展示しています。

[043] 「ゴー・フライト」林剛人丸

展示室に入ると、青っぽい写真パネルと日本地図、世界地図のディスプレイしてあるのが見られます。
「なにかなあ?」と思ってたら、
「この写真は、十日町の空を写したんですよ」
と説明してくださる人がいて、それが作家ご本人でした。
巾50Cmくらいのスチレン・ボードで出来たミニ・グライダーが展示してあって、
「これを日本中・世界中あちこちで飛ばして、その飛ばした場所をプロットしてるんですよ」
と、地図の説明もしてくださいました。
「いろんなとこにピンたってますね。これご自分で?」
「いや、人に頼んで飛ばしてきてもらったりも」
「海外もあちこち」
「あんましないんですけどね、スケールは大きいほうがいいと思って(笑)」
「なるほど」
同感です。
「このミニ・グライダーね、ちゃんと飛ぶように設計されてるんですよ」
と云って、飛行実験してくださいました。
「こう、ちょん、と押し出すように飛ばすのがコツです」
実際にやらせてもらいましたが、気持ちいいようにす〜と飛んでいきます。
帰りに、濃紺のミニ・グライダーいっこ、もらって帰ってきましたが、
希望するお客さんには配ってるらしいんですが、
それ飛ばして、報告はがきを林さん宛て出さねばならないのでした。

残念ながら、展示室の写真はここにはない。
けど、十日町市街を歩いてると、いたるところにこのミニ・グライダーがディスプレイされてるのを見かけました。



その先の交差点。

[036] 「十日町に服を着せようプロジェクト」工学院大学 藤木明研究室

この写真ではよくわかりませんが、電柱が服を着ています。
これは、十日町全域で見られました。以下は、あちこちで撮った写真。




地図を片手にてくてく歩いていきますと、

[041] 「七つの里程標から見る日常」宮城大学 千葉政継・平岡善浩ゼミ

左。前面道路から見た全景です。
右。入口?の部分写真。

布の簡易間仕切にはちっこい覗き穴があいてて、覗くとこんなふうです。
一眼レフでないのでこんななってしまった...。

ほかにもいろんな風景が見えました。
これらのジオラマは地元の中学生たちとのワークショップで作ったんだそうです。



少し歩くと赤い前掛けのでっかいお地蔵さん。お寺の前です。
これは作品ではありません。(なんちゃって)




そのお寺のすぐ隣の空地。たぶん、ふだんは駐車場。

[040] 「十日町基地制作隊」牛嶋均

これもワークショップの作品みたいなんですが、なぜだか?敷地内に入れませんでした。
なんとなく、中途半端な感は否めない...。



ちょっと路地に入りますと、こんなものがある。

[039] 「イエ ノ シルシ」今村雅樹+日本大学

雪国に欠かせない雪囲いをポリカーボネート板で作ろう、という作品。
左端の写真が地図になってて、赤く標された場所をたどると、カラフルな雪囲いを見ることが出来ます。
実用ということではなく、雪囲いの意匠を借りた作品、ということでしょうか?



またしばらく行きますと...。


TOMY'S BURGER FAMILY です。
作品ではありません。



そのバーガーショップの少し先に、

[038] "Fiber Stalks" 渡辺真里+法政大学渡辺研究室


黒い基壇の上にグラスファイバーがにょきにょき出ています。夜、光る。

昼間に撮った写真と夕方撮った写真と混ざってますが、
夕方撮ったほうは、強引に手持ち長時間露出撮影したのでブレてる。
なかなかきれいだった。




コモ通りと呼ばれる車通りに出ます。

[037] 「新かくれんぼ大作戦 in 十日町」月岡彩

この写真ではなんだかよくわからない。
作家の作っただまし絵的な衣装を着て町に出る大作戦です。その展示。
実際に、かくれんぼしてたらしいけど、それは見なかった。
左。ただのランドセルだけど広げると自販機になれます。
右。地元の協力を得て作ったかくれんぼ衣装。十日町は織物の町です。




植物人間植物。
作品ではないですよ。



[034] 「ユキノウチ」杉浦久子+杉浦友哉 昭和女子大学杉浦ゼミ

「ユキノウチ」プロジェクト案内。



家々のあいだに白いネットが張り巡らされてます。
左の写真、ネットをくぐって家のすき間を散策します。
床はおがくずが敷き詰められて、白いボールがいくつか転がっている。
なかなか幻想的で楽しい作品でした。静かでねえ...。
ある時間帯には、そばの高い建物の屋上から見下ろせたそうですが、体験できませんでした。




工事現場写真。作品ではありません。
けど右端の電柱が服着てるのがちらりと見える。



[035] 「ステップ・イン/ステップ・アウト」緒方篤+C.M.ジャッジ

一軒の空家を使ってインスタレーションしてます。左は入口。
屋内はヴィデオがたくさんしかけられてて幻想的な光がたくさんの部屋でした。 とくにお風呂場がよかった!
けど、暑かったねー。扇風機あってほっとした。
しばら寝転がって休ませてもらいました。
右の写真。たんすの引出しに人の足先がにょきにょき生えてて気持ち悪かった。
けど、おもしろいー!って思って写真撮った。




これは別に作品じゃないんですけど、屋根に手スリがついている...。なぜだろう?
雪下ろしのためかな?
この地方では、よくあるもんなんでしょうか?




超芸術トマソンふうの空地。別に作品ではありません。
あしからず。



[033] 「どれもこれも」田中功起

この写真ではさっぱりわかりません。
写真の店舗に入ると、土間から畳の部屋があって、そこでヴィデオが流れてました。
どこだかの料亭の厨房の映像。
なにかを調理する映像がえんえんと映ってました。
ずーと見ててもどんな料理作ってるか?わかんないんですよね。 けどね、面白かった。
なに作ってんだか?わかんなくてもどかしいのでつい、いつまでも見てしまう。

ここは、3年前「カフェ・エリカ」やってたとこだ。
※カフェ・エリカ:オイル・タンカー「エリカ」の座礁事件をアニメにした展示。
今回も、冷たい麦茶飲みながらのんびりヴィデオ見ていました。




秘密の花園(←うそ)



その花園の先にGSIクレオス(旧滝文)というお店?があります。
その玄関先。

ここにいくつかの展示があります。


[031] 「米雪」ワン・ゴンシン(王功新)

展示室のひとつに入ります。
写真はないのです。真っ暗だったのです。
いや、真っ暗つっても手さぐりしないで歩けるんですが。
二十畳くらいの部屋にいくつかの卓があります。
その卓をスクリーンにして天井からプロジェクターでなんか映像を映しています。
米がさやさやと積もってったりする映像なんだけれど、
そこに街の光景とかがオーバーラップされている。
ひじょーに不思議な作品でした。



[113] 「越後妻有版・真実のリア王」クリスティアン・バスティアンス+ナン・フーパー

シェイクスピアの「リア王」を現代の越後妻有を舞台に翻案した舞台があったんですが、その衣装の展示です。
お芝居は、「まつだい雪国農耕文化村センター」(MVRDV設計)のこけら落としとして上演されたそうです。
評判は?
わからない。
なんでも地元の素人のお年寄りが出演してたとか。とーても見たかったですけど。
衣装はねー、かっこよかったよ。ちょっと不気味で。



[030] 「血族のカーテン」袴田京太朗

裸電球がずらりとぶら下がってます。
よく見ると、電線をたーくさんよじらせてあります。
でよく見ると、これが動物の形してるみたい。
カーテンの向こうにはレモンが2個。



[032] 「夢ひらく妻有」中川幸夫

中川幸夫は芸術祭のプレ・イベントやって好評を博したらしいんですが、それとはまた別の展示。
着物とガラスを使ったインスタレーション。
屋内窓から覗くと、1階まで見通せる吹き抜けで(ここは3階)、その暗い大空間に着物がぶらりんとぶら下がってて、かなりな迫力でした。
明滅する照明にライトアップされたガラスのオブジェも数個。
なかなかみょうちきりんな形でよかったねえ。
かなーり暗かったので写真はこれだけ。



外へ出ます。




死んだ給水管。(作品ではない)



ところで!

横断歩道の信号が横向きです。
雪国では、雪対策のために信号が縦長の楕円形をしている、というのは聞きますが、横向きというのは聞いたことありません。
なぜだろう?なぜかしら?
...立体写真ではありません。



昔の作品も見ときましょうか、ということで、

[029] 「ヒガンバナ」リュイス・サンス

3年間の風雪によく耐えたねえ。
元気で何より、と思います。
この人は、今年も展示してたんですけれど、見ることは出来ませんでした。



ある建物に入ります。
エレベーターで上の階まで上がりますと、3年前からやってるプロジェクトです。

[027] 「3年後に向けた伝言ゲーム2003(10年プラン)手作り見張り塔でずいっ〜と十日町」磯崎道佳

いくつかセットされた双眼鏡をのぞくと、よーく見ると、いろいろ街中に仕掛けられてるのがわかります。
よくよく見ないとわからないものも多い。
建物の屋根に怪獣のフィギュアがひっそりと並んでいたり、ふと気づくと不可解な広告文字があったり。
なんだろう?と思いながら覗きます。
宝探しみたいで楽しい。
ワークショップでは、文字通りの伝言ゲームをやってるらしいので、それも楽しそうです。

手前の街の模型はダンボール箱で子どもたちが作ったらしい。
歩き回れるんですが、ガリバーになった気分。
なかなかよく出来てんですよ、これが。

ところで、作品タイトルは公式ガイドブックから写したんですけれど、「ずいっ〜と」というのは「ずい〜っと」の間違いではないでしょうか?
とか、ここで指摘してみたりして。



見下ろした街の様子はこんなん。一部ですけれど。

この商店街の通路の屋根には、林剛人丸さんのミニ・グライダーがたーくさん並んでたりするんですが、それはこの写真ではよく見えない。
屋根の下にもたくさんぶら下がってて、あちこちで見かけました。




唐突ですが、路地です。





[023] 「フィクセーション・トラック」北川貴好

ワイヤーで固定されたトラックの荷台に土が盛られてほったらかしにされ、そこに雑草がたくさん茂っています。
意図はよくわかんないけれど、なかなかスケールの大きい作品です。




ところで、
地図につられて、てくてく歩いているうちに四つ宮公園というところに着きました。

[022] 「ホワイト・リムジン・屋台」筑波大学芸術学系 貝島研究室+アトリエ・ワン

リムジン型の屋台があちこち行くんだそうです。
右は「ホワイト・メニュー」



四つ宮公園は、公園というよりお稲荷さんだか神社だかの境内なんですが、その一角に猫の国。




四つ宮公園からキナーレ方面へ向かいます。
大きな交差点にジェラートのお店があります。人だかりがしています。
その隣の小部屋に展示があります。

[021] 「空飛ぶ男」菱山裕子

これは窓の外から眺めた景色です。
室内は、この顔の男が地べたすれすれに浮かんでいます。
ジェラート目的のお客さんも流れ込んできて賑わってました。



さて、そんなわけで、大雑把ではありますが、十日町の中心部に点在する作品をひととおり見てきました。
やれやれ、ひと休みするのと、情報収集のため、「越後妻有交流館・キナーレ」へ向かいます。

[003] 「越後妻有交流館・キナーレ」原広司+アトリエ・ファイ建築研究所

「キナーレ」外観はけっこうヴォリュームあります。(上段左2枚の写真)
コンクリート打放し。
ほぼ真四角のプランで真中が池になってます。この池は、水を抜いて広場として使用することも出来るそうです。
真四角のプランに長方形がぶつかった形で温泉があります。後日、入ってみましたが、なかなか広くていい気持ちでした。
そういえば、子どもたちは池で遊んでて...子どもばかりじゃない、大人も遊んでて。
なかなか、こころなごむ景色でした。
ここにトリエンナーレ・センターあるんですけれど、スタッフの人に尋ねてもよくわかんないこと多くてねえ(笑)。
いろいろたいへんですねえ、と思いました。
現地確認が第一だと思った。ふぅ。



ところで、ここにもたくさん作品があります。

[014] 「地球と遊ぶおもちゃジャイロを作ろう!」木村崇人

自転車を解体して新しくおもちゃを作ります。
写真のような車輪のついたくねくねしたものが、キナーレの一角にぽこぽこ置いてあるので、最初はなんだろう?と思っていました。
車輪をぐりん、てまわして器具を振り回すとジャイロの力が感じられる、というおもちゃだそうです。


[011] 「特撮映画をつくろう!十日町防衛隊(小学生編)」パルコキノシタ

これたぶん展示だったと思うんですけれど...
パルコキノシタさんのだと思うんですけれど...
記憶が定かではありません。たはは。
となりにこへびCafe見えてるから、そうかな?
特撮映画は撮れたのかなあ?と思っていました。

ところで、写真右端に見えるこへびCafeでしばらく休憩してたんですが、
休憩しながら今後の予定とか考えたり、池にたわむれる人々を眺めておったりしたんですが、
ふと、気がつくとわれわれの隣のテーブルに北川フラム発見!
「あれ?...あれ、北川フラムじゃない?」
「あー、そうだね、そっくりだね」
「いや、ちがうかな?」
「なんとなく、ちがう気もするねえ」
「そうねえ、よく知らないからねえ」
「違うとしたら、よく似た人だね」
「うーん、そうねえ」
確信ないので、ぽかーんとしていた。が、後日別の場所で見かけた北川さんと同じだったので、
これは、北川さんだったんだろう。
ショルダーバッグかなんか抱えてグレーのスーツ着て、
ひとりでテーブルについて、にこにこあたりを見回しているおじさんでした。
何気に、楽しそうな人であった。
サインでももらっとけばよかったか。いや、まいっか。


[004] 「ジュエリー・クイッキーズ」大山由華

同じく、キナーレ内での展示。
これは、即席即興であなたにぴったりのアクセサリー・ジュエリーを作ってコーディネートしますよ、
というパフォーマンス作品なので、時間にならないと見られません。
今日は、もうおしまい。
素材がね、なんかパソコンのケーブルみたいなのもあったりして、へんなの。
なんでも使ってみましょー!ってことでしょうね。
ポスターあちこちでみたけれど、なかなかおされでグーでした。


[017] 「3つの門のためのネオン」スティーブン・アントナコス

左は、キナーレ玄関からみた写真。右は遠くからみた写真。
キナーレの玄関先緑地に、こんな黄色い門型が3つ立ってます。

この左側の写真の左隅にちょこっと見えてる くるくるりん てしてるのも作品です。

[015] 「火を護る螺旋の蛇」星野健司

ちろちろ火が燃えてるんです。
これ、解説みないとわからない。以下、公式ガイドブックより抜粋。
広島に原爆が落とされたとき、福岡県星野村出身者が原爆の火をカイロに移して持ち帰り、家族の手でまもり続けた。その火を受け継ぎ、平和のシンボルとして星野村で今もなお燃え続けているのが「平和の火」。この火を分火し、平和への願いをこめてつくる記念碑は、その由来から、小さな火をそっとまもる造形が導きだされた。〜
ということなんだそうです。
「平和の火」って知らなかった。

ひと休みも終えました。
情報も集めた。(←ちらしとか集めただけ)
暗くなる前に、もうひとがんばり、作品を見て歩きましょう。
というか、暗くなるのを待ってから見たいものもある。
そろそろ夕暮れ時。


とある立体駐車場の入口です。

ここを階段でよっこらよっこら上がっていくとこんな屋上です。


したらこんなものがあります。

[042] 「ルーフトップ・ラウンジ」キム・ソラ/ギム・ホンソック

われわれが上がってきた階段のペントハウスのさらに上に物見やぐらがセットされてます。
やぐらは、赤いカーテンで覆われている。
さらに、ペントハウスのまん前にはたくさんベンチが並んでいました。

仮説の階段使ってやぐらにあがってみますと、そこは真っ赤の小部屋でした。写真は無い。
風吹いていい気持ち。眺めもよくて、十日町の家並みが一望できます。

こんな風景。


また、見下ろすとこんなん。林剛人丸さんのミニ・グライダーが見えます。




さて、ちょうどよい具合に薄暗くなってきたので、駅前に戻ります。

[045] 「by the Window 十日町ヴァージョン」池田光宏

駅ビル?の2階の窓に人影が映ってます。
ゆらゆら七色の光をバックに人物がなんか食べたりタイプしたり、立ったり座ったり、動き回ってんですが...
一瞬、実際に人が動いてるのか、と思いましたが、そうではなさそうで。
影絵なんですけれど、影がむやみとシャープでねえ、仕掛けがよくわかりませんでした。
なかなかきれいで楽しい作品だった。
しばし、みとれる。

ひょいと脇を見るとなんかライトアップされてるみたい?

[044] 「タンブール<太鼓>」クロード・レヴェック

空地に直径1mだか2mだかくらいの鏡の円盤があって、それが四方のポールにセットされた水銀灯で照らされている。
円盤はゆっくりくるくる回転していて、反射光を当たりにはね返しています。


再び、商店街へ向かいます。行ったり来たり...。

[025] 「明るいアキチ」小泉雅生+東京都立大学小泉研究室

商店街の一角にアキチ。そこにたくさんポールが立ち並んでます。
ポールは、ペットボトルがたくさんくっついてて、なかにガラクタ?が入ってるとともに、照明球が仕込まれてます。
案内標識に記されてるいくつかの電話番号のひとつに電話すると、あら不思議! 電話番号に応じて光が明滅します。
もちっと暗くなってからのほうがきれいだったかなあ?


見上げると案内板あるんですが、ここにもミニ・グライダーが!

グライダー、ずらーと並んでました。
どこにでもいる...。



[026] 「出現−消失」サビーナ・カマール

交差点。
見上げるとキモノ型のスクリーンがぶら下がってて、人の顔が映し出されてます。



そして、夕焼け。



ひとしきり夕焼けを眺めたあと、再び "Fiber Stalks" 見に行きました。

暗くなってきたし帰ります。
帰り道にお墓の脇を通る。ちょうど、お盆最終日です。

あんましこういう写真は撮らないほうがいいんだと思いますけれど、つい。



北越急行線(通称「ほくほく線」)十日町駅です。
コンコースにも作品があります。

[046] 「ウォーターディスプレイ」杉原有紀

コンコースの様子。中央が作品です。
7時くらいでしょうか?奥のほうに芸術祭案内所が見えますが、もう片付いてます。

写真ではわからないけれど、「ウォーターディスプレイ」故障中でねえ!
でも後日、再びここに来たときには、ちゃんと修理されてました。
それは、またあとで。




さて、本日の日程終了しました。
ほくほく線で十日町から松代へ向かいます。
松代の駅前に降り立って見ると、見慣れた風景ですが、おお!なんか建物が建ってる!
まつだい農耕文化村センター。MVRDV設計の今回の目玉?建築のひとつです。
もう真っ暗だったけれど、駅前は芸術祭の観光客やらちらほら見られました。

この日は、松代の松栄館ってとこに泊まる。
松代ではわりかし古い旅館です。
3年前も泊まったからすぐわかる。
3年前と変わらない女将さんが出迎えてくれました。


つづく。

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