水の歴史

§2002.12.21§




その時、玄関へ、だれか来た様な気がした。私は、直(す)ぐに玄関へ行き、途途(みちみち)ほうと溜め息をついた。玄関には何人(たれ)も居ない。だれか来て帰った後の様な気がする。その為に、あたりが非常に淋しくて、そこに立っていられない。


内田百閨u山東京伝」


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